それでははじめたいと思います。
最初に講演された、東洋ライスの雑賀社長のお話、薬食同源。食べ物は我々の体の1つ1つの細胞/血肉骨になるわけですから、まさに健康の源ですね。主食のお米で日本人が健康になる。同感です。84歳の雑賀社長が話すと説得力あります。
立岩先生のカリフォルニア米の生産から精米までのお話。詳しくご説明頂きました。アメリカでは美味しいお米を作ろうと日本から移住した日系人が大変苦労して今のような形になっている訳ですが、非常に勉強になりました。
皆さんこんにちは。武原と申します。私の話は立岩先生のお話のように難しくありませんので、皆さん肩の力を抜いて聴いて下さい。50分間お時間頂いておりますけれども、次の情報交換会で温かいカリフォルニア米がふっくら炊き上がって待っているはずですので、早めに、会場に行けるようにしたいと思います。
(スライド/ダイエー)
初めてお会いする方もいらっしゃいますので、簡単に自己紹介しますと、私は、大学を卒業後、当時のダイエーと言う会社に就職し食品の流通の仕事から社会人のキャリアをスタートしました。中内さんと言う非常に個性的な経営者がいらっしゃって、彼が絶好調の時期で、日本の小売業で初めて1兆円の売り上げをあげて次は4兆円だ!とぶち上げていた頃です。まー 一生懸命働くことを教わりました。写真は、中内さんと中国に行った時の写真ですが、一番左にいるのが若い時の私ですけれども、北京での写真だと思います。1980年代の中国と言うのは、まだ日本と国交正常化してそれ程経っていない頃ですから、北京にやっと商社の駐在事務所が出来始めたころで、今の中国の発展した姿など想像だに出来ないような状態でしたが、すでに、将来は日本経済に大きな影響を与えるようになるだろうとは言われていましたから、中内さんも日本の経済界の先駆けとして中国に行ったような時期でした。まさか、あのダイエーがイオンになり、プロ野球チームはソフトバンクになるとは当時は思いもよりませんでした。
その後、私はアメリカに渡りまして、まーあー言う明るい国ですから、楽しく生活しながら、貿易とコンサルの仕事をして来ました。
数年前にアメリカに農大の先生がいらっしゃっる機会があって、お会いして色々お話したのがきっかけになって、農大総研のグローバル情報研究部会の連絡幹事をさせて頂いております。
(スライド/GIA member)
webサイトをのぞいて頂くと分かりますが、立岩先生を筆頭に現在約30人のメンバーと、アグリビジネスのグローバル情報プラットフォームを作って活動しております。
今回は、佐々木先生と辻井先生が中心になって立ち上げられた稲コメごはん部会の第五回セミナーと言うことで、初めて「稲コメごはん部会とグローバル情報研究部会のコラボレーションセミナー」が実現しました。グローバル情報研究部会にとって他の部会とのコラボは前回の醸造食品部会とのコラボに続いて2回目になります。まず最初に、グローバル情報研究部会-英語でGlobalとInformationとAssociationの頭文字をとってGIAと呼んでいますけれども、GIAについて少しだけお話したいと思います。
最近は、グローバルという言葉が当たり前になって地球規模のという言い方をしますが、私が学生だった約40年前頃は、国際とか海外という言い方が一般的でした。では、国際や海外と、グローバルとは何が違うんでしょうか。ーー これは時代が変化して、国内とか国外と言う 国境の内側と外側と言う考え方ではなくて、世界中の生き物が、皆同じ地球の住人だと言う考え方が顕在化して来たからじゃないかと私は思います。恐らくきっかけは、アメリカとソ連の冷戦の終結と、ITや金融工学を始めとする技術革新が急速に進んでヒトモノカネがより速く世界中を駆け巡るようになった事、そして、地球温暖化が表面化して温室効果ガス削減など地球環境に関する関心が高まり世界中で叫ばれ始めた事だと思います。そうなると、日本も日本対海の向こう側の世界の国々と言う住み分けではなくて日本も世界を構成する1人だと言う事になりますから、この感覚が、グローバルと言う言い方に繋がっているんだと思います。余談ですが、昨年暮れにカズオ イシグロさんがノーベル文学賞を受賞しました。日本とイギリスの2つの異なるアイデンティティを持つ彼が長崎とロンドンを舞台に人間の織りなす矛盾と葛藤を描いて世界平和と核廃絶のメッセージを文章にしたことが評価されたんじゃないかと思いますが、昔は、東京から新潟に列車でトンネルを抜けて雪国に行けば良かったんですが、今はイギリスまで行かなければならないんですね。これもグローバル化じゃないでしょうか。
よく、グローバルに対してローカルと言いますけれどもローカルはもともとグローバルの一部なんですね。全ての国がリンクして全体の関係性の中で動いている。政治も経済も科学も文化も。農業に欠かせない気候変動もそうですね。品種改良のおかげもありますが、温暖化のせいで今まで取れなかった地域で美味しいお米やワインが作れるようになって来ました。またその農産物が世界中に流通出来るグローバルフードバリューチェーンに乗せられるようになって来たのもグローバル化の影響です。そしてまた、情報のスピードが物凄く速くなって益々速くなろうとしています。今や世界中の情報が1人1人の手のひらにに瞬時に集まって来ます。私はいつもロサンゼルスにいますけれども、日本の情報はTVよりも早く先ずスマホに入って来ます。24時間昼も夜も関係なく先ずインターネットでYouTubeやLINEにニュースが入ってくる。その後に日本のニュースであれば衛星放送で、そして半日くらいするとロスのTV局で。アメリカの情報であれば逆にロスのTVの後しばらくして日本のTVに。国内だの海外だの言っている暇がないんですね。それほど 世界は普遍的になろうとしています。ですから、これから益々グローバルな情報の重要性は増してきます。皆さんの生活に直接的に影響を与える事になるわけです。
と、ここまでは既に多くの人が言っているグローバル情報の重要性のお話ですが、農大総研GIAではもう1歩進んで、国と国の壁だけでなくて私達の周りにある様々なセクショナリズムも同じ構図なのではないかと考えました。地方と都会の壁、業界の壁、学際の壁、世代の壁、色々な壁がありますけれども、物事を分けて専門化して行くだけでは、アメリカではサイロ エフェクトと言いますけれども、各セクションの中で細かく追求するだけでは解決出来ない問題が沢山出て来ました。逆に言えば壁を越えて情報が繋がりさえれば色々な問題が解決出来る可能性がある事になります。また、情報が化学反応を起こして、新しい視点やアイデア/発想が生まれると言う事になります。アウトサイダーの視点と言うのは時に非常に役に立つんですね。そこで、GIAでは、世界のアグリカルチャーに関するホットな情報を収集・発信するプラットホームを作ると言う活動と並行して、日本国内も含め、サイロの壁を超えた情報交換の場を作って、よく、 オープン イノベーションと言いますけれどもクロス イノベーションですね、一見関係ない様な情報を繋いで、新しい視点を見出し、そこから農大発の、新しい産学官連携をスタートさせる起点となるような研究部会を目指しています。 そこで、今日のコラボレーションと言う事になる訳ですね。
(スライド/wedアドレス)
GIAのウェブサイト gia-nodai.com をのぞいて頂いて、この会場からも参加してメンバーになって頂ける個人・企業の方がいらっしゃれば、是非私もしくは総研の方にご連絡下さい。
さて、本題のお米の話です。今回、お米のリーディングカンパニーである東洋ライスの雑賀社長と、カルフォルニア米研究の第一人者である立岩教授と、一緒にお話しさせて頂くにあたって、私は「カルフォルニア米の味」をテーマにしてみました。 皆さんと、カリフォルニア米が美味いのか?不味いのか? 考えてみたいと思います。
今日はお米の専門家の方々がお集まりですから今さら私からご説明する必要もないのですが、学生さんも多くいらっしゃいますので、日本を取り巻くお米のグローバルな環境に関して基礎的なポイントだけおさらいします。
(スライド/世界地図コメの生産と消費)
世界のお米の生産量は精米ベースで年間4億7000万トンと言われています。この円の大きさを比べれば一目瞭然ですが、日本のお米の生産量は年間約800万トンですから世界の中では2%以下という事になります。つまり、世界にはあと98%、日本の50倍のお米のマーケットが広がっていることになります。世界最大のコメ生産国であり消費国は中国、また中国は世界第一位のコメ輸入国でもあります。タイランドは、世界第一位のコメ輸出国で、日本にも年間30万トン以上の長粒米を輸出しています。ベトナムは、世界第三位のコメ輸出国で日本にも輸出しています。価格がタイランドよりも安いのでこれから増えるかも知れません。オーストラリアは、主に中粒米を生産していて日本にも輸出していますが2006年の大旱魃で打撃を受けました。そして、アメリカですけれども、コメは南部のいくつかの州とカリフォルニア州で生産されています。立岩先生のご説明にあった様に大規模企業経営が多く、国内消費が少ないので輸出に関心があります。2013年からの旱魃で生産減でしたが昨年2017年にやっと旱魃が解除されました。
(スライド/世界のコメ需給カラー図)
この世界のコメの需要と供給のグラフを見て頂くとよく分かると思います。インド、インドネシア、バングラディシュの生産も多いですね。
日本は国家貿易で年間77万トンをミニマムアクセス米として輸入していますが、その内の約半分36万トンはカルフォルニア米です。この数字は平成12年からほとんど変わっていません。そしてそのほとんどは中粒米のカルローズと言うブランド のお米で主に業務用や加工用に使われていると言われています。
(スライド/SBS)
ミニマムアクセス米の他にSBS方式で輸入されているコメが 年間3万から10万トンほどありますが、これは、主食用に比較的美味しいとされるブランド米を、Simultaneous Buy and Sell/売買同時入札と言って日本の輸入業者と卸売業者が連名で同時に入札します。牛肉の自由化の時もそうでしたが枠/クオーター制度からSBSになり自由化の方向に進みました。入札ですから落札されなければ輸入量は減りますし落札されれば増えます。つまり、政府が決めて買うのではなく民間業者が直接価格を決めて買うわけですが、この表をみると、輸入予定数量に対して実際の輸入量はぜんぜん少ないので、この辺は日本に居る皆さんの方が事情に詳しいと思います。
(スライド/写真1)
ちなみに、これが日本の短粒米とカリフォルニア米の中粒米の大きさの違いです。そしてこちらは、SBSで輸入されたカリフォルニア米です。日本のアマゾン ドット コムで売ってます。関東への配送料無料と書いてありますね。5kgで2000円ですからキロ400円です。
さて、日本とカルフォルニア米を取り巻く環境は大体お分かりになったと思いますが、
会場の皆さんにお伺いします。「日本で生産されたお米の方がカルフォルニア産のお米よりお美味しいと思われる方手を挙げてください。」恐らく、今手を挙げなかった方は、カリフォルニア米を食べたことが無いから判断出来ないか、私の話に興味が無いか、もしくは、もう3人目で疲れて眠い方ではないかと思いますが。
ちょっと前まで、TPPでお米の輸入自由化に関して盛んにニュースになっていたカリフォルニア産のお米もトランプ大統領のおかげで当のアメリカがTPPから離脱しましたので、日本のリーダーシップが問われてきました。お米は日本人にとって神様からの頂き物ですから、日本人の心と身体を繋ぐ特別な存在ですね。しかし、日本に比べれば非常に低コストで生産されているカリフォルニア米ですから、日本も壁の内側で守ってばかりもいられないでしょう。基本的に、食品は”味と価格のバランス”と言う事に収斂されますから、今日は、カリフォルニア米がどんな味をするのかを皆さんと体験してみたいと思います。
今回、このコラボセミナーの為にカルフォルニア米を10種類用意しました。
お米の味と言うのは辻井先生のご専門かと思いますが、香・色・味・ふっくらした食感・などなど複数の要素が絡み合って私達の脳が判断しますから一概には言えません。ただ、美味い、不味いと言う感覚は常にありますよね。そしてそれが買う買わないと言う購買意識につながる訳ですから、今回は皆さんがご自分の舌と脳で美味いか不味いかを判断して頂きたいと思います。他人がどう言っていたかでなく自分が体験してどう感じたかが大事なところです。それが生きた情報。No fake news という訳です。
(スライド/写真2)
では、試食する前にの10種類のカリフォルニア米を簡単に説明したいと思います。カルフォルニアのスーパーの売り場には日本からの輸入米も含めて20種類以上の銘柄のお米が山積みされて売られています。これは日系のスーパーの写真ですが、日本のドンキホーテが買収したロサンゼルスにあるお店のお米売り場です。 この「えちごや」と書かれた新潟産の輸入米は2kg入りで$50ドルですからキロ当たり$25ドル=約2750円で売られています。
(スライド/写真3)
また、中国系、韓国系のスーパーでも主食用に多くの種類のお米が売られている訳で、中国系スーパーではジャポニカ米も売られてますが、ご存知の様に長粒米のタイランド産ジャスミンライスが多く売られています。韓国系スーパーは、日系スーパーにある銘柄はほとんど置いてありますが玄米が多いのが特徴です。もちろん、韓国名柄のカルフォルニア米も多く並んでいますが、価格は平均して日系スーパーよりもかなり安く売られています。中にはこんなのもあって、この韓国名のお米は20Lbs=約9kg入りで$8ドルですから、キロ当たり約100円になります。さっきの新潟産の輸入米の何と25分の1で売られている事になります。
それらの中から今回は、カルフォルニア産の短粒米「コシヒカリ」、「玉錦」、中粒米の「田牧米」、「田牧米(玄米)」、国府田ファームの「国宝ローズ」、「錦」、「カルローズ牡丹米」、「カルローズ白菊米」、韓国銘柄の「KANG-GI」、そして、日本から輸入された秋田産の「あきたこまち」の10銘柄を用意しました。日本で一度にこれだけの種類のカリフォルニア米が味見が出来る機会もあまりないと思います。
そして、今回はこれらのお米を、GIAのメンバーでもある、成田市の成田総合流通センターの大門さんにお骨折り頂き、日本に入ったカルフォルニア米を和歌山県の東洋ライス本社にお送りして、部屋専務に全面的にご協力頂き、東洋ライスが開発した「味度メーター」を使って事前に味を数値化しました。味覚とは主観的なものですから出来るだけバイアスを無くして機会的に味を評価してみました。
(スライド/味度白黒)
また、味度以外にも10の項目での機械的なテストを部屋専務のご好意でして頂きデータを提供頂きました。それをまとめたのがこの表です。
さらに、美味しさをより細かく判断するには官能評価テストを行う必要がありますので、情報交換会の会場で参加者全員に用紙をお配りしますので、ご手数ですがそれにご記入頂き全員で官能評価をしてみようと思います。
(スライド/味度カラー+グラフ)
項目によって数値が高い方が良いものとそうでないものがありますので分かりやすいように、同じ項目の中で数値の高いものを赤くし低いものを青く色付けしました。赤色が濃いいほど数値が高く、青色が濃いいほど数値が低い事なっています。これは、やはりGIAのメンバーである醸造学科の大西先生にご指導頂きました。
そして、右端に各銘柄のキロ当たりのUSドルでの価格を表しています。
そして、味度と価格のバランスをグラフにしたのがこの図です。青が味度で赤が価格です。
そして、これを味度の高い順に左から並べ替えたのがこの図です。
(スライド/味と価格のバランス カラーグラフ)
近年カリフォルニアでも、サクラメント周辺の特定農家が、日本の品種のお米を持って来てアメリカにあった形に交配した銘柄米を生産する様になり、最初のカリフォルニア産「コシヒカリ」はそれにあたります。そして、高級米としてTVでも宣伝している「玉錦」は私のワイフもよく買ってきますがコシヒカリをブレンドしたカリフォルニア米でうちの食卓にもよく上ります。「田牧米」は覚えていらっしゃる方もいると思いますが1990年代にガットと言う貿易協議がTPPよりずっと前にあり、やはりお米の輸入自由化が叫ばれた時に、自由化であれば逆にアメリカに行ってお米を作ろうとサクラメント近郊で米の生産を始めて自前の精米所も持って米作りに取り組んだ福島県出身の田牧さんがスタートした銘柄です。当時は日本のメディアにも登場して私もサクラメントでお会いした事がありますが、現在は南米ウルグアイで米の生産をしていると聞いてます。アメリカでは生産よりも保管や乾燥の管理が大変だと言っていたのを覚えています。何年か前にここ農大でも講演されたと聞きました。田牧米もやはり高級米として定着していますが、今回は白米と玄米を用意しました。「国宝ローズ」は立岩先生もよくご存知の国府田さんが苦労して作り上げたカルフォルニア米で古くから日系人社会に広く販売されています。牡丹米と白菊米は「カルローズ 」と言う品種で日本にミニマムアクセスで輸入されている30数万トンのカリフォルニア米はほとんどがカルローズで、価格が安いのでアメリカ米穀物協会のUS Riceも要はこれを輸出したいんだと思います。日本で言うカリフォルニア米はほぼこの銘柄の事を指していると思います。そして今回は、比較対象として、カリフォルニアで生産されている韓国銘柄「KANG-GI」と、最近増えてきた日本からの輸入米「秋田産あきたこまち」を里帰りさせて来ました。
アメリカは、最近の食品価格の上昇でお米も随分高くなって来ましたが、やはり日本のkgあたり平均300円ちょっとと比べると随分安い価格で売られています。これらは小売価格ですが2年前にTPPでお米の輸入自由化が話題になった時にカリフォルニア米が卸値で5kg 600円で輸入されて来るという噂もありましたから為替レートがどうなるかにもよりますが価格ではかなり差がありますので、あとは、味とマーケティングの問題で何処に如何いう味のお米を売って行くかによると思います。その為には変わりゆく国際情勢や気候変動の中で生きたグローバル情報をgetして最適なグローバルフードバリュチェーンを構築して流通させて行くと言う事になります。日本の米作りには色んな意味合いがありますが、マーケティングの立場から言えば売れなくては仕方ありませんからマーケットに受け入れられる生産・流通をして行く事が重要になると思います。また、言うまでもなくお米を使った新しい商品作りも必要でしょう。東洋ライスの金芽米のような健康に良いお米の開発も重要です。その為にも、今までの既成の壁を超えたクロス イノベーションと、グローバルの概念が必要になると思います。
「カリフォルニア米は美味いか?不味いか?」と言うタイトルでお話させて頂きましたが、
結論は、今から皆さん自身で試食してご自分の舌で判断して下さい。
ここで帰られる方には中途半端なプレゼンになってしまいましたが、今日のコラボセミナーをきっかけに、新しい何かが芽吹くきっかけになればと思います。
また、これは私からの提案ですが、農大総研には研究部会が約30部会ありますが、会員がいつでも集まって情報交換出来る ”農大総研グローバル ラボ” と言うのを作ったら良いと思います。
古い建物が壊されどんどん新しく生まれ変わって行くこの東京農大に、新しい発想を自由に話し合ったりアイデアをすぐに試せるラボがあれば 、これからはGlobalとITと、そして、Agricultureの時代ですから、たまたまこれもGIAですが、様々なクロス イノベーションのチャンスを提供出来ると思います。
さらには、SDGs 持続可能な開発目標に向かっての様々な地球環境の問題解決にもグローバルに貢献できるんじゃないでしょうか。「農大総研グローバル ラボ」皆さんと作れればと思います。
(スライド/Thank you)
ありがとうございました。
タイ タケハラ@農大横井講堂 on Jan 24th 2018
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