wrote by Tai Takehara 3/29/20
一昔前に新型コロナといえば新しい自動車が発売されたのかと思ったが、この1ヶ月で世界を震撼させる言葉になってしまった。一連のコロナウイルス騒ぎに関する私タケハラの意見をシリーズで掲載していきたいと思います。皆さんからの投稿もお送り頂ければドンドン掲載していきますのでお待ちしております。本物のパラダイムシフトが起きようとしています。我々は社会の姿をどう変えて行ったら良いのか。「グローバル情報」の重要性が増しています。
グローバルリゼーションがその一面として今回のコロナウイルス渦を問題化したのであれば、その解決策もグローバリゼーションの延長線上にあるのではないかと考えています。世界を挙げて反射神経的に国境をシャットダウンしてしまいましたが、そもそもこの問題の根底には各国間の政治経済的対立が存在しています。これは今始まった事ではなく人間が人種間・地域間・思想間・宗教間で敵対しその戦いの歴史と共に進歩進化してきたと言う流れがある訳ですが、今回恐らく初めて人類は人間以外の敵と一緒に戦い始めています。(サーズもエボラも世界一斉国境封鎖には至りませんでした) それはグローバリゼーションが進んだ事によって初めて地球規模で対人間の敵との戦いに直面した事になります。言ってみれば宇宙人との戦いのようなもので、人類はやっと同じベクトルを向くチャンスを得た(共生の為の真のチャンスを得た)のではないでしょうか。ですから、グローバルフードバリューチェーンの乱れから深刻な食料問題がおきナショナリズムが一線を越え国家間での戦争の様な事態をまた繰り返すのではなく、国家の壁を越えて今回の問題を解決する知恵を編み出すのではないかと期待しています。それがグローバリゼーションの次の姿であって欲しいと私は思うのです。
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