サクラの木々

3/10~3/14カナダ(バンクーバー)
3/14~19アメリカ(ロサンゼルス)を訪れた。

バンクーバーのUBCを訪れたときに、私は驚いた。何十本という桜が、満開だったからである。その時に、ハッとなった。その桜たちが「まるで世界で活躍する日本人だ」って感じたからだ。桜も最初は種子から始まり、何年か経過し、葉を、立派な花を咲かせ、人々を感動させる。そして、それらは散り、次の世代の栄養となる、というサイクルを繰り返す。これは、まさに海外で活躍する日本人にも言える。私がLAで会った日系ビジネスマンがまさにそうだった。

海外で、何年も一生懸命努力して、自分の情熱を養分に、仲間達と輝く。そして、その事業や仕事で人々を感動させる。次に、自分達の経験や失敗を私たちのような次の世代へたくさん話す。私たちはそれを養分に、また、自分達の情熱に結びつけ、仲間を作り、輝き始める。それは、何百年も前から変わらないことだと思う。

私は今回の旅で、世界で活躍するLAの日本人ビジネスマンに、失敗談や夢など、多くの話を聞かせてもらった。私が受け取ったバトンを落とさないように、一生懸命努力して、情熱を持って働き、仲間と共に、輝いていきたい。そして、次の世代にバトンを繋げていきたい。僕が出会った方は、LAで日本の焼き肉文化を広めるという情熱を持って働いていた。例えば、ビジネスは、利益だけを追求してはならない。また、地域貢献や人に喜びを与えたいという気持ちだけでもダメだという話だ。というのも、私はゼネコンに就職して、発展途上国の発展に貢献したいという気持ちがあって、会社を決めました。ですが、就職先が決まり、先輩社員の方々と話すうちに、ある違和感を感じました。

それは、理想と現実です。私の理想は、途上国の発展に貢献できる案件を行う。現実は、そういったものだけではないということです。私は、ビジネスマンとして、お金になる案件だけをしていかなければならないのか。働いていくうちに、ここでしたかったことはこれじゃないって、思うのではと不安になっていました。その時に、海外で活躍しているこの方々はどう考えているのかと思い、質問しました。

すると、「もちろん、かずが言っていることもわかる。だけど、企業は事前団体ではない。利益もしっかりと得ないといけない。いくらその地域でためになる案件でも、利益が出ずにそれを続けていくことができなくては何にもならない」と教えていただきました。

続けて「会社が利益だけを追うのも正しくない。また、地域貢献や人に喜びを与えたいだけでもダメだ。大事なのは、バランスなんだ」と教わりました。「事業なのでしっかりと利益をだし、人々にも喜びを与えることが大切なんだ。例えば、焼き肉で言えば、しっかりと事前調査をする。この場所だったらどのくらいの人数、客層などである。そこで利益が生まれることを見越して、お店を作り、実際に利益をだす。今まで焼き肉を知らなかった人々に焼き肉の美味しさを知ってもらい、その美味しさや接客でハッピーになってもらい、感動を与える。このwin-winの関係がすごく大切なんだ」と教わりました。

Wrote by Kazumasa Shutou

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