今回は新たな方法論を試す意味もあったのだと思います。
ただ、プレゼン、留学生の参加、TV電話での中継、と盛り沢山だったので、
不完全燃焼の部分が残ったのは仕方がないと思います。
今後の部会のスタイルを決めるための試行としては十分な成果もあったと思いますし、
全体的にはとても良いフォーラムであったように思います。
私もディスカッションの時間については、
もう少しあれば、より良かったのではないかと思います。
水素に関する議論になりましたが、
他のテーマに対する興味も沢山あったのではないかと思います。
また、議論については色々な考え方がありますが、
GIAは「合意形成を目指すものではない」
GIAは「将来的に大きな課題を運用する予定がない」
というのが前提であれば、議論の時間は最小限で良いと思います。
しかし逆であれば、議論は重要な要素になると思いますので、十分な時間が必要です。
留学生の食文化に関するプレゼンは、個人的にとても興味深かったです。
発表のための共通した形式があるようにも見えましたが、無ければ、
「1:文化、2:宗教、3:生活リズム、4:主食や伝統料理と原料、5:嗜好品」
などの共通項に基づいて頂ければ、長期的に情報を得る価値が増すと思います。
(既にご専門の先生がいらっしゃるかもしれません)
TV電話で村本先生にご参加頂いたことも良い試みだったと思います。
TV電話参加者からの話題提供も無理はなさそうです。
ありがとうございました。
東京農業大学 応用生物科学部
醸造科学科 大西章博
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