DJ Kamazukaのグローバルレポート No_2

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キャリアセンター主催 グローバルキャリアプログラム【合計3回】実施報告!!

先に当サイトでレポートした11月29日(金)第1日目の事前講座に引き続き、12月8日(日)には世界中に散らばる在外日本人ビジネスマンにZOOMにアクセス頂いたグローバル・キャリアフォーラムを開催、引き続き12月13日(金)には当シリーズ最終回となる事後講座を実施しました。
今回はその12月8日(日)と13日(金)の報告をいたします。

●【2日目】12月8日(日)ZOOM講座『ビジネスパーソンとのディスカッション』

農大卒業生2名を加え、アメリカ、オーストラリア、ベトナムなどに在住する若手ビジネスパーソン6名をZOOMに招待し、ブレイクアウトルームを利用して巡回ディスカッション。

海外に出たきっかけや現在の生きがい、将来の目標や夢、海外での就活や滞在ビザ、海外で働くうえの必須事項や資格、学生時代の勉強や暮らしなどなど、人生の少し先を行く先輩方と小グループでの濃密なディスカッションをして頂くことで、参加学生の視野を広げグローバルキャリアへの気づきとしました。

当プログラムにお力添えただいたメンバーは以下の通り。
その簡単な経歴を読むだけでもこのディスカッションでどれだけ奇想天外で面白い人生エピソードや深堀りしたグローバルキャリア観を得られたか想像に難くありません。

1)Ms. MT(オーストラリア・アデレード在住)

東京農業大卒。新卒で日本のIT企業に入社したが退職。海外(オーストラリア)で長く生活する目標の為にはビザ(滞在許可証/労働許可証)が必要だと調べ、直接オーストラリアで就職活動をする前にアデレードの大学院に通い修士獲得のために生活している。海外就職には通常の大学4年生卒業で得られる学士に加え、修士のような高学歴のほうがもちろんハイエンドで高収入の仕事を得るチャンスも大きくなる為。
 それで言うと、MTさんは自分のキャリア上昇を目指したプロセスのど真ん中にいる事になります。
当プログラムに参加したげ現役農大生からは『大学を卒業して就職することがゴールと近視眼的に考えがちだったけれど、卒業後の社会人になっても常に自己成長を続けることの大切さに気付いた。』とのコメントがありました。

2)Ms. K.A(オーストラリア・シドニー在住)

若くしてオーストラリアで起業。女性活動支援団体を立ち上げるなど失敗を恐れず常に前向き。

3)Ms. K.M(オーストラリア・シドニー在住)

シドニーで日系の教育・留学斡旋会社に勤務。憧れの海外生活の1年目で見ること聞くことすべてが新鮮な毎日。

4)Ms. M.S(ベトナム・ホーチミン在住)

日本の大学生時代からアジアを目指し、マレーシアの大学にも留学。その後、経済成長が著しいベトナムのビジネスコンサルタント会社に入社。ベトナムに進出する多くの日系企業をサポートしている。

5)Mr. K.K(アメリカ・ロサンゼルス在住)

東京都の教員だった時に出会ったALT(英語教員)と結婚。奥さんがアメリカに帰国するのを機に自分もアメリカ移住を決意。英語も文化も全く分からない中で人生がどう転ぶかを楽しみにチャレンジしている。自分でビジネスを起業すると共に、週末は日本人学校の教員をするなど社会貢献とグローバル人材育成に励んでいる。

6)Mr. K.N(ドイツ在住・帰国中)

東京農大卒。フィールドホッケーU18日本代表。強豪でもある東京農大で学生として、卒業後には社会人選手として活躍。その後、自らの可能性を試すために海外を目指してヨーロッパの多数のプロ入団テストを受ける。近年は主にドイツのクラブでプロ選手としてプレーを続け日本人で唯一ドイツ6部から1部のクラブでプレーした経験を持つ。自分だけが頼りのプロ選手として逞しくチャレンジする生きざまは現役学生にも大きな刺激となったはず。社会人・海外プロ選手として10年近く活動後に一区切りをつけた今春の帰国後は、スポーツ系一般社団法人協会代表理事。またスポーツコミュニティを運営するなど、個人プレーヤーからスポーツやスポーツに関わる人々を支える側の人材となるべきステージに飛び立とうとしている。
心身ともにタフなプロスポーツ選手ならでは明るさや爽やかさ、白い歯と笑顔がKNさんの持ち味だった。

●【3日目】12月13日(金)『振り返り』『自ら考えるグローバル人材発表』

当プログラムを通して学んだことをどのように今後の学業や就職活動に活かしていくのか?自分の将来像などについてシェアを行いました。

特にゲスト陣から得た刺激としては『怖がらない姿勢』『行動的』『楽観的』『すぐに正解を求めようとしない』『自分を信じる力』『コミュケーション力の強さ』などが挙げられました。

毎年、当プログラムを実施していますが、今回の参加学生には農大生ならではの特徴としての生真面目さ、素直さ、集中力、などを生かしつつ、社会や世界で生きる先輩や人々との理解しあう機会をたくさん作り、卒業後の自分の人生の可能性にワクワクを感じて欲しいと実感しました。

1989年 農業経済学科卒
鎌塚俊徳

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